以前雨の日に、さかりを終えてぬれたツツジの花を拾い集めて、絞って遊んだことがありました。薄いピンク色がついた汁をジュースだと言って、袋に集めて雨の中楽しく遊ぶことができました。
5月19日
この日も、はじめにやってみたのは保育者でした。保育者がムラサキツユクサの花を指でつぶすと鮮やかな紫色の汁が指につきました。それを見た4歳児が早速自分のビニール袋を使って、ムラサキツユクサを集め出し、花をつぶします。真剣です。

袋に水を入れると、きれいな色の水になりました。


うれしそうに自分の袋の水を見つめていました。
ツツジの花を拾い、水の入った袋に入れていく子どももいました。

そのうち、友達が摘んでいるムラサキツユクサも入れ始めました。

ムラサキツユクサは公園内を歩いて探すと、たくさん咲いていました。自生したものなのだと判断できますが、「チョウチョさんの分も取っておこうね。」と話し、つぼみは取らずに花びらがしぼんできているように見える咲き終わりの花を選んで取ることにしました。

翌日も同じ公園へ行くと、前日はやっていなかった子どもも、ムラサキツユクサを摘みに行き、きれいな色水をつくって遊んでいました。

きれいな色水は、砂や落ち葉で作ったケーキのシロップになりました。

花が水と一緒になることで、生まれたものがとても魅力的だったのでしょう。「これが好き」「またやりたい」「友達がやっていたようにやってみたい」「自分でできる」という気持ちが原動力になって、生き生きと遊んでいました。それぞれにしている色水づくりですが、そばに友達がいることは安心であったり、刺激でもあったり、遊びに欠かすことのできない大事なことなのではないかとも思われます。
また、今回の遊びは以前のツツジのジュース作りが生かされた遊びでもあります。日々の経験を生かす力がついていくことは、私たち保育者が願っていることです。
この遊びをきっかけに、今まで気にとめることがなかった、ムラサキツユクサの花は園の庭や畑にもあること、いろいろな公園へ行く途中の道端にもあることに気が付くようにもなりました。
※幼児園どんぐりころころは、定員になるまで随時園児募集しています。